【私たちのこと】セイタカヨシ刈り

【私たちのこと】セイタカヨシ刈り

皆様こんにちは。ノボル電機、猪奥です。催事の紹介やBtoCブランド「ノボル電機製作所」のこと、商品の紹介が多めのコラムですが、本日は少し趣向を変えて、会社の話、先日参加したセイタカヨシ刈りについて紹介します。 □セイタカヨシとは セイタカヨシは、冬でも枯れない南方系のヨシで、河川や水辺に生育し群生する特長があります。 弊社が所在する北河内地区を流れる天野川は生駒山系の恵みを受けて育ったセイタカヨシが群生しています。 枚方・交野天の川ツーリズム推進協議会が中心となり、天野川に生息するセイタカヨシの葉を特殊な製法でパウダー状に加工した食品「天野川セイタカヨシ」を製造しています。このパウダーはカフェインゼロで、鉄分、葉酸、ビタミンCを含み、無香料・無着色の100%天然素材です。この「天野川セイタカヨシ」を使って、地域の名産品となる商品開発・地域ブランドを育てる取組をしています。 □ノボル電機がセイタカヨシ狩りに参加する理由  弊社がセイタカヨシ刈りに参加する一番の理由は、地域貢献として地元の行事への参加です。セイタカヨシ刈りは、河川整備・セイタカヨシパウダーの原料調達という二つの目的があり、地域の名産作りへの参画や河川整備を通じて地元へ貢献したいというCSR(企業の社会的な貢献)の一環です。 参加の切っ掛けはBtoC事業について試行錯誤をしていたことにあります。 北大阪地区でセイタカヨシを使った取り組みがなされている立ち上げ期は、弊社がBtoC事業を模索していた時期であり試行錯誤のひとつ一環として、BtoC事業との接点を探してこのプロジェクトとコンタクトを取りました。 滋賀県では、脱炭素・脱プラスチックの流れで琵琶湖のヨシを使ったヨシストローがあるので、実際にセイタカヨシを使ったストローを模索しました。 ヨシとセイタカヨシの名称は似ているのですがまったく別種の植物で、近所の河川に生えているセイタカヨシでストローを試作してみたのですが、上手くいかず、またセイタカヨシプロジェクトの本筋がフリーズドライ化されたセイタカヨシ粉末を食品に混ぜて地場の名産を作ることなので、弊社のような製品メーカーとの接点は見いだせずに、ストロー以外の企画もアイデアを出しましたがまとめることが出来ませんでした。  企画を模索する過程で、会社のすぐ近くでパウダーの原料となるセイタカヨシの刈り取りをしていることを知り、また刈り取りボランティアを募集していることを知りました。そこから3年連続で参加させて頂いています。 □抹茶ちゃいます  今年の刈り取りは収量が少なかったのでパウダー化できるのか、すこし心配しておりましたが、無事にセイタカヨシパウダーができました。  今後もセイタカヨシを使った食品が色々と開発されてくると思いますので、ご興味のある方は紹介ページのリンクを記載しておりますので、一度ご覧になっていただけると幸いです。 株式会社ノボル電機 製作所事業担当 猪奥元基