【SPACE NOBORU】~10月13日まで 清原啓個展
皆様こんにちは。ノボル電機、猪奥です。
今回は、弊社代々木ショールーム、SPACE NOBORUでのイベント告知です。
後半に、本日、代々木ショールームで開催されるイベント告知もさせていただいているので、最後までご高覧いただければ幸甚です。
□「ハッとして!路線価」 清原啓個展
秋展示のイベントして、清原啓さんの個展を開催中です。
クラファン対応ですっかり告知が遅れてしまい、会期末が迫ってきておりますが10月13日まで開催しています。
【イベント概要】
日程:2024年9月15日-2024年10月13日
※原則週末開催。詳細はInstagram @space_noboru をご確認ください。
会場:SPACE NOBORU
清原啓 個展 タイトル「ハッとして!路線価」
清原啓氏コメントより
路線価は家や土地がどの道路沿いに位置していて、いくらの価値があるか、ということが重要だが、常に線路の上を移動し続ける電車の空間にはどれくらいの価値があるだろう。あまり座り心地も居心地も良くない、初乗り150円くらいの、どこかへ運んでくれる箱に、運賃以上の価値を見出すものだろうか。
さまざまな人が、代わる代わる、肌が触れそうな距離に隣り合う。ボックス席がお互い知らない者として満席になった日、話しかけたり、関わる理由もないのに、膝を突き合わせているような状況にハッとした。電車という箱に入れば、ひと度、他人との境界を薄めている自分に気がつく。なるべく膝がぶつからないように、膝を斜めにして、目線を合わせないようにして、気分を平常運転に保ち、他者との境界を紙切れくらいまで薄めた目線で、姑息に誰かを眺める。
眺めることは評価をつけることだ。日々、居心地が悪いことを知っていて路線を利用し、線路沿いで生活しながら、知らない人々に出くわす。地道に、路線に、価値をつけているのだ。
@kei.kiyohara
◾️SPACE NOBORU 管理人コメント
私が清原啓の作品に魅了された理由は、氏のキャンバスに描かれた人物たちへの否定でも肯定でもない、フラットな視点にあります。フラットですが冷めているわけでも無関心でもありません。清原啓はしっかりとその人物たちを見つめています。私たちが何気なく携帯カメラで切り取ってしまう日常の一瞬を、氏は丁寧にキャンバスに描いています。その姿勢に共感し、心を惹かれました。
絵画とは何か、写真とは何か、記憶や記録とは何か——それらは何のために、そして誰のために存在するのか。
キャンバスに描かれた日常は記録なのかアートなのか。清原啓の記憶なのか想像なのか。曖昧な境界線に立つことを私は楽しみにしています。皆様の感想もお聞きしたいと思っています。
スペースにてお待ちしています。ぜひお越しください。
@mami_okmamimami
□不用品の回収および不用品にまつわるエピソードを語る会
10/8(火)に個展「ハッとして!路線価」の会場SPACE NOBORUにて、不用品の回収および不用品にまつわるエピソードを語る会が開かれます。会場:SPACE NOBORU @space_noboru
日時:2024年10月8日(火)19:00–
参加方法:参加希望、ご質問はInstagram @space_nboboru までDMをお送りいただき、(当日の飛び入り参加も歓迎)不用品をご持参お願いします。
いつ、どこで購入したか、なぜ要らなくなったのか、なぜリサイクルショップなどに売らずに譲るのか、など不用品とのエピソードを語っていただきます。くだらない理由でも良いです。面白くなくても良いです。思い入れも必要ありません。参加者からいただいた不用品は、そのエピソードと共に支持体として作品に使用します。
また、ご自身の作品や制作について話したいという方も歓迎します。実際に作品を持ってきても良いです。不用品のエピソードとともにお話しください。
(機材がSPACE NOBORUにはないので、映像作品等の場合はご自身でご用意ください。)
ご鑑賞のみの来場も歓迎です。ぜひ、ご参加お待ちしております!
※イベント中は音声や映像での記録を予定していますので、ご了承ください。
※不用品は清原の作品として使用しても構わないものを募集します。同意できない方はご遠慮ください。
※持ち帰りが困難なものはご遠慮ください。
企画 @kei.kiyohara
協力 @space_noboru
【SPACE NOBORUとは】
弊社代々木ショールームを使った週末イベント SPACE NOBORU
管理人、家政士マミさんが「SPACE NOBORUを代々木のソーシャルグッドなスペースに」を目標に掲げノボル電機製作所ショールームにてアートと暮らしに関わる上質な企画をしています。
アートには人の心をポジティブに動かす力があり、
きちんとしたものを食べること、
部屋の掃除をすることにも
同じようなポジティブな力がある
という管理人マミさんの信念のもと、
SPACE NOBORUでは
アート、食、暮らし(片付け・掃除)をテーマにイベント企画しています
地域の人にソーシャルグッドを感じていただける
・アートの展示
・食に関わるイベント
・暮らしに役立つイベント
をノボル電機製作所のプロダクトと組み合わせての企画です。
株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基