【活動報告】大阪・関西万博「クラゲ館」ワークショップに出展しました

【活動報告】大阪・関西万博「クラゲ館」ワークショップに出展しました

皆様こんにちは。ノボル電機、猪奥です。
本日は、2025年6月23日(月)に出展いたしました大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」でのワークショップについてご報告です。

今回の出展は、STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)をテーマとするクラゲ館内の“あそび場”エリアにおけるプログラムとして実施されたもので、実際のものづくり体験を通じて、来場されたお子様やご家族の皆さまに“音”の不思議を楽しんでいただく企画でした。

 

あなたの声はどんな音?

ノボル電機が実施したワークショップのタイトルは、「あなたの声はどんな音?」。
音を扱う拡声器メーカーならではのテーマ設定で、糸電話を題材に“音の伝わり方”を体感してもらう内容としました。

地声・手で口を覆った声・紙製や樹脂製ホーンでの響きなど、いくつかの音のバリエーションを紹介したあと、さまざまな素材を使った糸電話(アルミ線・銅線・タコ糸など)で「聞こえ方の違い」を体験していただきました。

そして、お気に入りの組み合わせを選び、自分だけのオリジナル糸電話を制作。制作後には「どんな音に聞こえたか?」をホワイトボードに自由に記入してもらい、来場者同士で感想を共有しました。

大盛況につき、材料が“完売”に

当日は、予備も含めてかなり余裕を持って60セット分の材料を用意しておりましたが、中盤で品薄に。用意した部材の一部がなくなったりもしつつ最終的に、16時の終了を待たずして材料がすべてなくなり、想定を超える来場者数に驚かされました。

アルミ線や銅線の糸電話は、一般的なタコ糸とは全く異なる音がするため、子どもたちからは「おもしろい!」「変な声に聞こえる!」「無線機みたい!」といった驚きの声が上がり、大いに盛り上がりました。

途切れることのない人の流れと、クラゲ館の集客力には、私自身も想像以上のスケールを実感することとなりました。

会場は屋根こそあれど半屋外で、当日は非常に蒸し暑い一日でした。
正直、身体的にはなかなかハードな環境でしたが、それ以上に、来場者の笑顔やリアクションに励まされ、ワークショップを通じてものづくりへの興味を抱いてくれた子が一人でもいたなら、本当に報われる気持ちでした。

改めて、このような機会をいただけたことに心より感謝申し上げます。
とりわけ、出展者選定に携わり、開催のきっかけをくださった実行委員長の太田様には、この場を借りて深く御礼申し上げます。

今後の展開について

今回の経験をもとに、ワークショップの内容はさらにブラッシュアップを行い、より多くの方に楽しんでいただける構成にしていきたいと考えています。

現時点で予定している今後の出展情報は以下の通りです(※いずれも内容や日程は変更の可能性があります):

7月28日(日)予定: 阪急うめだ本店10階「大阪代表商品」展示にあわせたワークショップ開催

8月23日(土)・24日(日)予定: くずはモール「不器用ファクトリーPOPUP」出展

10月(時期調整中): 中之島図書館での大阪製ブランド展示に合わせたワークショップ開催

各ワークショップの詳細や開催可否については、今後あらためてコラムやSNSを通じてご案内してまいります。

今後も、製品開発や展示活動のみならず、こうしたリアルな体験型イベントを通じて、地域や社会との接点を広げていければと考えています。
引き続き、ノボル電機の取り組みにご注目いただければ幸いです。

 

株式会社ノボル電機
猪奥元基