【活動報告】スタートアップとの協業セミナーに参加しました

【活動報告】スタートアップとの協業セミナーに参加しました

皆さまこんにちは。ノボル電機の猪奥です。

告知などでブログネタが渋滞して少し前の話になりますが、95日(金)、うめきたグラングリーンで開催された「Co-Mostaセミナー:ものづくり中小企業とスタートアップの協業の先に」に参加してきました。

Co-Mosta(コモスタ)は、大阪府が運営する、ものづくり中小企業とスタートアップの相互理解・マッチングを推進するプラットフォームです。スタートアップとの協業を模索している当社にとって、非常に有意義な時間となりました。

Co-Mosta公式Webはこちら

 

□スタートアップのスピード感と実例

 セミナーでは基調講演に続き、実際にスタートアップ企業が登壇。

「意思決定が速い」「挑戦に前向き」とよく耳にするスタートアップ像が、具体的な言葉や事例で語られました。

 例えば、登壇された株式会社ニューラルポートCEOの島藤さんは、アイトラッキングによる脳疲労軽減というユニークな分野で挑戦しているとのこと。協業のきっかけはInstagramからの問い合わせで、「まず一度会う」姿勢が次のステップにつながったと語られました。こうしたスピード感や柔軟性は、ものづくり中小企業が学ぶべき点でもあります。

また、大手企業や投資家との関係づくり、人材の熱意や挑戦心の大切さといった話題も印象的でした。特に「スタートアップを応援する気持ち」という言葉は、協業を考える上での基本姿勢として胸に残りました。

□地域×工場×スタートアップ

 先日の「不器用ファクトリー in KUZUHA MALL」のフォーラムでも、「Local X」「ローカルゼブラ」といったキーワードが語られました。地域のコミュニティが資産となり、そこから生まれる共創が新しい発想やイノベーションを生む、という考え方です。

今回のCo-Mostaセミナーでの学びは、その延長線上にあるように感じます。地域に根ざした中小企業が、スピード感をもつスタートアップとつながることで、新しい価値が生まれる。その可能性を現場で肌で感じられたのは大きな収穫でした。

 

□今後に向けて

 

今回、セミナー会場で実際にCo-Mostaへエントリーも行い、協業の一歩を踏み出しました。もちろん、具体的な成果はすぐには出ません。しかし、「どのような協業の形があり得るのか」を模索し続けるためのきっかけになったことは間違いありません。

 ノボル電機はこれからも、地域の強みを生かしつつ、新しいつながりを積極的に探っていきたいと思います。スタートアップとの協業はまだ模索の途中ですが、未来につながるヒントを得られた一日でした。

 

株式会社ノボル電機

代表取締役社長

猪奥 元基