【TOKAS協賛】インスタント・デモに協力しました

【TOKAS協賛】インスタント・デモに協力しました

皆さまこんにちは。ノボル電機の猪奥です。

今回は、東京都が運営するアートスペース「TOKASTokyo Arts and Space)」で今週末に開催される展示プログラム「インスタント・デモ(デモの練習)」への協賛についてご紹介します。

 

TOKASと加藤康司氏の新作プログラム

 TOKAS」は、東京都が主催するアーティスト・イン・レジデンス事業および展覧会・交流プログラムを通じて、アートの新たな潮流を創出・発信する文化施設です。

国内外のアーティストが集い、表現を社会に接続する場として機能しており、若手アーティストの登竜門的な存在でもあります。

▶︎公式サイトはこちら

そのTOKAS本郷で、20251025日(土)・26日(日)の二日間にわたって、アーティスト・加藤康司さんによる新作プログラム「インスタント・デモ(デモの練習)」が開催されます。

加藤さんは20247月に弊社の代々木ショールーム「SPACE NOBORU」で成果展を開催しており、今回のTOKAS展はその延長線上にある試みです。

▶︎加藤さんのプログラム紹介はこちら

▶︎過去のSPACE NOBORU加藤康司展のブログはこちら

 

□ 作品「インスタント・デモ」とは

「日常の中で抱いているモヤモヤを言葉にして、代々木公園でメガホンを使って声に出してみます。今までデモに参加したことがない人や、大声を出すのが苦手な人も、これを機に一緒に発信してみませんか?」(アーティスト・加藤康司)

 加藤さんが掲げる「インスタント・デモ」は、社会問題の主張や抗議といった“デモ”の形式を、もっと日常に引き寄せる試みです。

私たちの暮らしの中には、会社や家庭など小さな社会があり、そこにも声をあげたくなる瞬間がある。そんな個々の“モヤモヤ”をすくいあげ、メガホンを使って「声にする」ワークショップです。

ノボル電機は、その趣旨に共感し、物品協賛という形で メガホン11機種を供与させていただきました。

会場では、それぞれ異なる音色や拡がりを持つメガホンが、参加者一人ひとりの「声」を支える道具として活躍します。

加藤さんのプログラム紹介ページ内にも、「協力:ノボル電機」と記載いただいており、光栄な限りです。

 

アーティスト紹介

加藤康司(かとう・こうじ)

1994年兵庫県生まれ。2016年に韓国・弘益大学へ交換留学後、2021年東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻修了。

「アートアワードトーキョー丸の内2021」審査員 木村絵理子賞受賞。

現在、行き止まりスタジオ主宰、PARADISE AIR共同ディレクター。

▶︎公式サイト:https://www.kojikato.info/

▶︎Instagramhttps://www.instagram.com/koji.kato1209/

 

 

□ 声を届ける道具として、社会とつながる

ノボル電機は、これまでも拡声器メーカーとして「音を届ける」「声を広げる」ものづくりを続けてきました。

今回の協賛は、製品を“伝えるための道具”としてだけでなく、“表現を支えるメディア”として活用いただく、非常に貴重な機会となりました。 

アートや教育、地域との連携など、企業としてできる社会貢献の形はさまざまです。

私たちはその中で、「声を通じて人と社会をつなぐ」という自社らしいアプローチで、これからも出来る範囲で文化と創造の現場を支えていけたらと思います。

 

株式会社ノボル電機

代表取締役社長

猪奥 元基