【新製品のこと】アルミ製小物入れ
こんにちは、ノボル電機、猪奥です。4月に【需要調査】アルミ製小物ケースのこと」として新商品企画について投稿しました。あれから、半年。紆余曲折を経て、迷走しております。
過去コラムはこちら
□アルミ製小物入れの狙い
催事出店やイベント出展などで、店頭販売を数回させていただいたのですがブランドコンセプトや世界観に共感いただけたにも関わらず、無電源スピーカーの購入に至らないお客様が多数いらっしゃいました。
次の商品化まで時間が空くので中継ぎ的な立ち位置のガジェットを企画してブランドを盛り上げたいとずっと思っていました。
購入しやすい価格帯で商品ラインナップを拡充することが本流であるスマホ用無電源スピーカーのPRになるような商品をという思いもありました。
上記のような狙いで商品化を模索しました。
□アルミ製小物入れの概要
拡声器の部品の一部を転用したガジェットです。
よく見て頂くと、ケース部が変わった形をしているのですが、こちらが拡声器(特に構内放送用のスピーカー)の後方についている業務用防水キャップを転用したものになります。
拡声器の後方には、出力インピーダンス(音の大きさ)を調整できる切り替えピンがあり、それを覆っている防水用キャップはアルミ製で特徴的な形をしています。
それを転用して、アルミ製小物入れを作りました。
□これまでの紆余曲折
まずは、サンプルを作って展示会に持って行きました。
結果は、過去のコラムにも書きましたが「そのままでは無理、改善が必要」
それから、面談時にはアルミ製小物入れを見てもらい需要調査を続けましたが賛否両論あり、なかなか商品企画として纏められず月日だけが過ぎていきました。
そんな中、催事出店・店頭販売のチャンスが巡ってきたので、当初の想定した「狙い」を実現できるか、まずは極少量を試作して「商品」として持参しました。
結果は惨敗。単なる雰囲気が一緒というだけでは、なかなか購入に結び付きませんでした。スマホ用無電源スピーカーを手に取られてご購入を検討していただけた方がいても、アルミ製小物入れを手に取っていただけた方はほとんどなく惨敗といって差しさわり無い結果に終わりました。
□次なる一手
塗香(ずこう)入れとしての試作も行いました。
既にキャップ部を掘削加工していたので、キーホルダー部に市販の輪っか付きネジをねじ込む形で試作品を作りました。
知人に一度使ってもらいましたが、速攻で頓挫しました。
▸重い上に持ち運びにくい
▸取り出し部のネジ山が多すぎる
結果は小物入れ以上の悪評に、専門業者さまへPRに持って行くことさえ躊躇しているような状態で足踏み中です。
□今後
独力の限界を感じましたので、今はデザイナーさんや関係先と協業できないか模索しています。案として複数検討しているので成案を得られるように頑張ります。
なぜこのタイミングで「迷走のカミングアウト」を行うかと言うと、当初の狙いの一つである【次の商品が出るまでの中継ぎ的な役割】がお役御免になるからです。
ノボル電機製作所の新製品が年内には公開ができそうな手ごたえを感じています。ですので、中継ぎ的な役割は必要無くなり、新商品の発表をこのコラムでも随時していく予定です。今後も新製品の公開や、新たなアイデアでブランドの世界観を盛り上げていきたいと思っていますので変わらぬご支援をお願いします。
株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基
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□アルミ製小物入れの狙い
催事出店やイベント出展などで、店頭販売を数回させていただいたのですがブランドコンセプトや世界観に共感いただけたにも関わらず、無電源スピーカーの購入に至らないお客様が多数いらっしゃいました。
次の商品化まで時間が空くので中継ぎ的な立ち位置のガジェットを企画してブランドを盛り上げたいとずっと思っていました。
購入しやすい価格帯で商品ラインナップを拡充することが本流であるスマホ用無電源スピーカーのPRになるような商品をという思いもありました。
上記のような狙いで商品化を模索しました。
□アルミ製小物入れの概要
拡声器の部品の一部を転用したガジェットです。
よく見て頂くと、ケース部が変わった形をしているのですが、こちらが拡声器(特に構内放送用のスピーカー)の後方についている業務用防水キャップを転用したものになります。
拡声器の後方には、出力インピーダンス(音の大きさ)を調整できる切り替えピンがあり、それを覆っている防水用キャップはアルミ製で特徴的な形をしています。
それを転用して、アルミ製小物入れを作りました。
□これまでの紆余曲折
まずは、サンプルを作って展示会に持って行きました。
結果は、過去のコラムにも書きましたが「そのままでは無理、改善が必要」
それから、面談時にはアルミ製小物入れを見てもらい需要調査を続けましたが賛否両論あり、なかなか商品企画として纏められず月日だけが過ぎていきました。
そんな中、催事出店・店頭販売のチャンスが巡ってきたので、当初の想定した「狙い」を実現できるか、まずは極少量を試作して「商品」として持参しました。
結果は惨敗。単なる雰囲気が一緒というだけでは、なかなか購入に結び付きませんでした。スマホ用無電源スピーカーを手に取られてご購入を検討していただけた方がいても、アルミ製小物入れを手に取っていただけた方はほとんどなく惨敗といって差しさわり無い結果に終わりました。
□次なる一手
塗香(ずこう)入れとしての試作も行いました。
既にキャップ部を掘削加工していたので、キーホルダー部に市販の輪っか付きネジをねじ込む形で試作品を作りました。
知人に一度使ってもらいましたが、速攻で頓挫しました。
▸重い上に持ち運びにくい
▸取り出し部のネジ山が多すぎる
結果は小物入れ以上の悪評に、専門業者さまへPRに持って行くことさえ躊躇しているような状態で足踏み中です。
□今後
独力の限界を感じましたので、今はデザイナーさんや関係先と協業できないか模索しています。案として複数検討しているので成案を得られるように頑張ります。
なぜこのタイミングで「迷走のカミングアウト」を行うかと言うと、当初の狙いの一つである【次の商品が出るまでの中継ぎ的な役割】がお役御免になるからです。
ノボル電機製作所の新製品が年内には公開ができそうな手ごたえを感じています。ですので、中継ぎ的な役割は必要無くなり、新商品の発表をこのコラムでも随時していく予定です。今後も新製品の公開や、新たなアイデアでブランドの世界観を盛り上げていきたいと思っていますので変わらぬご支援をお願いします。
株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基