【モノづくりのこと】工場見学@ミナミダ

【モノづくりのこと】工場見学@ミナミダ

皆様こんばんは。ノボル電機、猪奥です。


最近、毎週末催事に参加させていただいており、その紹介でコラムが埋まってしまい他のシリーズの投稿が出来ていませんでした。
本日は久しぶりにモノづくり系です。

と言っても、自社のモノづくりではなく、取り扱いをさせていただいている斡旋商品「スピーカー用インシュレーター『totonotes』」の製造元、株式会社ミナミダへ工場見学に伺わせていただけたので、インシュレーターの製造現場についてご紹介です。

スピーカー用インシュレーター『totonotes』の販売ページはこちら


□FactorISMへの参加

工場見学といっても単独での訪問ではなく、株式会社ミナミダが参加しているFactorISMというオープンファクトリーを通じて工場を見せて頂きました。

https://factorism.jp/entry/minamida/


FactorISMは、大阪府八尾市を中心とした、町工場でのものづくりの現場を体験・体感できるイベントで、web検索では「産地Tourismを通じて、産地やこうば(Factory) の想い、主義(ISM)を伝える。 FactorISMとは、ものづくりの現場を一般公開し、世界に誇る日本のものづくりの現場を五感で体験、体感してもらうことを目的とした文化祭のようなイベントです。」と紹介されています。

元々、株式会社ミナミダと弊社は大阪商品計画でご一緒させていただけている間柄でインシュレーターの取り扱いに至りましたが、オープンファクトリーの機会を捕まえ工場見学をさせていただけましたのでご紹介させていただきます。


□冷間鍛造

ミナミダが得意とする圧力を加えて、金属を変形させる技術、「冷間鍛造」。
大きな機械が絶え間なく稼働し、圧迫音を響かせる工場でインシュレーターの原型である自動車部品の冷間鍛造は行われていました。


工場には線状の鉄線が積まれており、こちらの原材料が冷間鍛造により、製品と仕上がっていきます。


□totonotesの原型でもある自動車部品のギア部品

以前のコラムでも紹介させていただきましたが、totonotesは自動車部品の廃材をアップサイクルした逸品です。
Totonotesの原型と表現させていただきましたが、こちらが冷間鍛造用炭素鋼のギア。自動車部品として出荷されていきます。


接写するとよくわかりますが、ギア部分がtotonotesの意匠性と酷似しており、こちらの部品がtotonotesの原型であると確信できました。





□工場見学の最後は楽しい体験も

冷間鍛造の製造工程を拝見させていただいた後、工場見学の最後はワークショップも体験でき非常に有意義な見学となりました。
本年度のFactorISMは終演しておりますが、来年度も継続されるようですので来年秋の行楽にはtotonotesの生産現場ミナミダの見学は如何でしょうか?
なお、ワークショップ会場の音響は弊社「スタックアンプ」をご愛顧いただいております!!


株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基