【NMP-102】金属製ボックススピーカーNMP-102のコンセプト

【NMP-102】金属製ボックススピーカーNMP-102のコンセプト

こんばんは。ノボル電機、猪奥です。

昨年発売したコンパクトオーディオ「スタックアンプ」は、
アンプとスピーカーから構成されているモノラルオーディオです。

今回は、
「スタックアンプ」の金属製ボックススピーカー
NMP-102/102Bのベース(コンセプト)となった製品、
ディーリングシステム用アクティブスピーカーBS-491をご紹介します。

尚、コンパクトオーディオ スタックアンプ用の「Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプ」について過去にご紹介しているコラムはこちらからご高覧いただけます。

「【NMP-101】Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプが出来るまで」はこちら

「【NMP-101】Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプのデザインについて」はこちら



□ディーリングシステム用アクティブスピーカーBS-491

ディーリングシステムをご存じでしょうか?
まず、ディーリングとは、証券会社や銀行などの金融機関が、
自社の資金で株式や債券等の有価証券や外国為替の売買取引を行うことです。

現在ではインターネットで多くの画面を見ながら画面を
クリックしているようなイメージだと思うのですが、
インターネットが普及する以前は電話で、
株式等の売買が行われていました。

電話によってディーリングを行うための装置がディーリングシステムです。

株式などの有価証券の売買は、
一瞬の差により儲けが決まるシビアな世界です。

その一瞬を機器トラブルで巨額の損失を生むわけにはいきません。
機器トラブルの一つに、
外来ノイズの影響による再生トラブルがあります。


そのリスクを極限まで回避した製品が、
ディーリングシステム用アクディブスピーカーBS-491です。

外来ノイズは、
空気中にある電磁波の一種ですので、
目に見えない厄介な存在です。

外来ノイズを我々の生活から
除去することは現実的に不可能なので、
如何にして機器に影響を与えないかを考えた際に、
物理的で確実な方法が
「金属でカバーして物理的に外来ノイズから内部を守る」
という方法でした。

ディーリングシステム自体、
特殊なシステムで販売台数が見込めないこともあり、
金型投資が行えないというコスト面の事情もありました。

そのため、
BS-491は少量生産でメリットがある
砂型鋳物」という鋳造方法によって製造しているため、
サメ肌(ザラっとした感じ)の外観でした。



□BS-491から得た着想

特定顧客向けに特化差別化した仕様
当社の企業戦略でもあり、
会社の戦略を体現したような製品でもあるBS-491。

そんなディーリングシステム用アクティブスピーカーBS-491の写真はこちら



以前のコラムでも書きましたが、
モノラルアンプNMP-101(B)の企画は、
展示コーナーに陳列していた
YR-54という業務用製品に採用している
トグルスイッチが製品企画の着想でした。

同じく展示コーナーに陳列していたBS-491は、
形状自体がブランディングアドバイザーに好評だったため、
初期段階からNMP-102のベースとして
BS-491がコンセプトとして認識されていきました。

NMP-101のコラムでも書きましたが、
仕様やコストメリット、
強靭性を優先する業務用と
デザインと音質重視のNMP-102では
見た目が大きく異なりますが、
根底に流れるノボル電機のモノづくりは全く同質なものです。




□終わりに

本日は、久しぶりに製品についての話題でした。
NMP-102のデザインについては、
今後のコラムで書いていきます。

NMP-102の販売ページは下記よりご覧いただけます
https://noborudenki.com/collections/all/products/boxspeaker-silver-nmp-102
https://noborudenki.com/collections/all/products/boxspeaker-black-nmp-102b

外観について、色々書きましが
百聞は一見にしかずとよく聞くように、
実機をみていただくのが一番と思っています。

本社工場、東京ショールームの他にも、
実機に触れて頂く機会を増やせるよう
販路開拓に注力していきます。


株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基