【当社の歴史】オルゴール楽曲のこと

【当社の歴史】オルゴール楽曲のこと

皆様こんばんは。ノボル電機の猪奥です。

最近ずっと告知ばかり続いておりましたが、今回は久しぶりに「当社の歴史」としてモノづくりについてお届けします。

先日のコラムでは「NMP-101のベースが、車載用電子オルゴール付アンプYR-54」とご紹介させていただきました。
NMP-101とYR-54について書いたコラムはこちら

過去に数度、ゴミ収集車用のオルゴールアンプについて書いてきましたが、オルゴールの楽曲について書き洩らしていたと思い、本日はご紹介させていただきます。

過去オルゴールアンプについて書いたコラムはこちらこちら

NMP-101の販売ページは こちら


□全国で一番採用されている楽曲「赤とんぼ」

以前のコラムでも書きましたが、ゴミ収集車のオルゴール楽曲で「赤とんぼ」を採用している自治体が圧倒的に多いようです。
地域性もあって、関西では「赤とんぼ」、関東では「乙女の祈り」が比較的多いと聞いたこともありますが、調査したわけではないので、【という説もある】とご理解ください。
なお、現在当社が発売しているオルゴールアンプの収録曲は赤とんぼ・五つ木の子守唄・お猿のかごや・エリーゼのために・乙女の祈り・故郷の空・おうま・草競馬の8曲ですが、初期設定では赤とんぼが鳴るように設定されており、全国的には現在も赤とんぼを指定される自治体さんが多いです。


□その他の楽曲

当社の地元関西では、大阪市はごみの種類により鳴らす楽曲を変えており、普通ゴミの日には島倉千代子さんの「小鳥が来る街」が流れています。
調べると、1964年4月22日に大阪市が行った「緑化100年宣言」の際に島倉さんの全面協力で緑化運動のために無償で作られた楽曲だとか。
また、東大阪市は同市出身の著名人つんくさんが地元を元気づけるためにこちらも無償で作曲された『東大阪めっちゃ元気な「まち」やねん』が鳴動しています。

そのほかにも宝塚歌劇団でおなじみの宝塚市は、市歌を採用していたり、奈良市は到着をアナウンスしていたりと自治体によって異なる対応がなされています。

 

東洋経済オンラインに掲載されました

NMP-101のベースとなったYR-54から派生して、ゴミ収集車のオルゴール楽曲についてご紹介してきました。
また本コラムは立教大学の藤井誠一郎准教授が東洋経済オンラインでコラムを執筆されており、東洋経済オンラインの取材を頂いた際に改めて調べた内容でもあります。
先月、記事がアップされておりましたので合わせてご紹介させていただきます。
https://toyokeizai.net/articles/-/718133

拡声器が実は身近にあったんだと少しでも思ってもらえたら幸いです。

株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基