【NMP-103】金属製ホーンスピーカーNMP-103のベースとなった製品

【NMP-103】金属製ホーンスピーカーNMP-103のベースとなった製品

こんばんは。ノボル電機、猪奥です。

今回はモノづくりシリーズとして、今回は、「スタックアンプ」の
金属製ホーンスピーカー NMP-103について書いていきます、

新商品として発売したコンパクトオーディオ「スタックアンプ」は、
アンプとスピーカーから構成されているモノラルオーディオです。


以前のコラムで
アンプNMP-101と
ボックススピーカーNMP-102について
書かせてもらいました。
今回は、最後のもう一つのスピーカー、
金属製ホーンスピーカーNMP-103のご紹介です。

まずは初回として、NMP-103のベースとなった製品、
船舶用ホーンスピーカーMS-10Kをご紹介します。

尚、コンパクトオーディオ スタックアンプ用の
「Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプ」について
過去にご紹介しているコラムは以下からご高覧いただけます。
「【NMP-101】Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプが出来るまで」はこちら

「【NMP-101】Bluetooth内蔵1Wモノラルアンプのデザインについて」はこちら


□船舶用ホーンスピーカーNMP-103

船舶用ホーンスピーカーMS-10Kは
以前のコラム、「【NMP-002】 艦載用スピーカーについて」で
書いたものと同一機種となります。

 

船舶用ホーンスピーカーMS-10K


MS-10Kが搭載される大型船舶は、
造船所が建造する大型の船で長さが数百メートル、
積載重量が数トン以上も積める巨大な建物のような構造物です。

具体的にはタンカー船やばら積み船、自動車運搬船といった
大型の船舶で船内のコミュニケーション手段として
活用されているスピーカーがMS-10K です。

大型の船舶を運航するためには、
船長をはじめ、機関士、航海士、甲板部員などなど、
様々な職務をもった船員の連携が必要です。

長さ数百メートルの巨大な構造物で
コミュニケーションをとる手段として、
船内指令装置用スピーカーとして使用されています。

【大型船舶に艦載されているMS-10G 左端】

船内指令装置について詳しく書いたコラムはこちら
https://noborudenki.com/blogs/contents/20220120

小ぶりな筐体ですが
洋上で潮風や雨に晒されながら利用されている
耐久性や鋳造製の重厚な作りが
ノボル電機製作所のブランドコンセプトと合致したことから、
スマホ用無電源スピーカー「拡音器」NMP-012に引き続き、
金属製ホーンスピーカー NMP-103にも採用しました。

また、NMP-101のサイズ感と合致しており、
商品名でもある「スタックアンプ」のスタッキングできる
(正確にはアンプの上に乗せられる)大きさも
ベース機種としての採用の前提となりました。


是非一度手に取って、
業務用でも使われている
耐環境性能と重厚感をお試しください。

また、実機に触れて頂く機会を増やせるよう
販路開拓に注力しておりますので、
販売店さまの店頭などで実際にご聴視いただき、
ホーンスピーカー独特の郷愁ある音色をご確認ください。

NMP-103の販売ページはこちら
https://noborudenki.com/collections/all/products/hornspeaker-nmp-103


本日は、先日のNMP-102に続き、
NMP-103のご紹介でした。

いつもは前後編の二回連載で、
後編でデザインについてお届けしていました。

NMP-103は外観デザインについて中編(第二回)で、
後編(第三回)でNMP-103の独特の音質について
書いていきたいと思っていますので、
お付き合いいただければ幸いです。

以上
株式会社ノボル電機
製作所事業担当 猪奥元基