2025国際ロボット展に出展します
皆さまこんにちは。ノボル電機の猪奥です。本日は、12月に参加する展示会についてのご案内です。
2025年12月3日(水)〜6日(土)の4日間、東京ビッグサイトで開催される2025国際ロボット展(iREX)に、「FACTORY'S GOODs」の一員として出展します。
□国際ロボット展とは
国際ロボット展(iREX)は、一般社団法人日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が主催する、世界最大級のロボット専門展です。1974年の初回開催から約半世紀続く歴史ある展示会で、隔年で東京ビッグサイトにて開催されています。ロボット技術をはじめ、AI・ICT・要素技術など、国内外の最先端技術が一堂に会する場として、多くの産業関係者から注目されています。
今年の展示テーマは、「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」
人とロボットが協働し、新たな産業や社会課題の解決を目指す展示会です。
□ ノボル電機の出展内容と狙い
今回ノボル電機は、西4ホール W4-88:FACTORY'S GOODsゾーンにて、BtoC製品の展示・販売と、それを支える音響技術(BtoB技術)の紹介を行います。
「ロボット展に、拡声器メーカーが何をしに?」そう思われる方も少なくないかもしれません。
今回の出展は、単に製品を売るためではなく、BtoC商品を入り口に、BtoBの音響需要へ接点を広げていく=BtoCtoBという当社の取り組みの一環です。
ロボットや自動搬送機、移動型サービスロボットなどには、警告音・アラーム・ナビゲーション音声など、多くの「音」のニーズが存在します。しかし、現状では「ロボット向け音響機器」としての市場はまだ顕在化しておらず、当社としても真正面から音響設備としての出展を行うにはコスト面でも認知面でも壁があります。
そこで今回、日刊工業新聞社の企画FACTORY'S GOODsに参画し、「実際に購入できるプロダクト」を通じて当社技術の背景に関心を持ってもらう、という方針で参加することにしました。
□ FACTORY'S GOODsとは
FACTORY'S GOODsは、日本のものづくり企業が持つ加工技術と知恵が詰まった自社製品を紹介・販売し、BtoB企業の魅力を広く伝えるプロジェクトです。
若い世代への発信や次世代のファン・人材の育成を目的として日刊工業新聞社が立ち上げた企画で、招待制により参加企業を選出しています。
参画条件は以下の通り:
優れたBtoB加工技術を持っていること
優れたBtoC自社製品を販売していること
製品開発が会社全体の活動として行われていること
企画の意義に賛同し、共に作り上げる姿勢を持つこと
当社は昨年より参加し、昨年度は銀座蔦屋書店でのポップアップ出店を実現しました。
銀座蔦屋出展のブログは【活動報告】と【出展告知】で二本書いていますのでお時間あればご高覧ください。
今年はその延長線として、BtoC商品展示を通じて「技術の背景」を伝える形での国際ロボット展出展を決めました。
開催情報とご案内
国際ロボット展(iREX2025)
日時:2025年12月3日(水)〜6日(土)10:00〜17:00
場所:東京ビッグサイト 西4ホール W4-88
入場料:事前登録制(未登録の場合、入場料1,000円かかります)
出展企業一覧:https://biz.nikkan.co.jp/brand/factorysgoods/event/
□最後に
創業80年の音響メーカーとして、蓄積してきた技術と知識を新しい産業領域へ拡張する挑戦を続けています。
生活の音、街の音、ロボットの音
そんな「音が届く場所」を広げることが、ノボル電機の次の挑戦です。展示会で多くの方とお会いし、新たなつながりやアイデアが生まれることを楽しみにしています。
私が4日間、現地にいる予定ですので、東京ビッグサイトでお待ちしております。
株式会社ノボル電機
代表取締役社長 猪奥 元基